初めに♢Jを出す。このときWが
①♢5/♢7なら♢6を出して♢Jで勝ち、次に♢Kを勝って♣10を出す
②♢Qなら♢Kで勝ち、♢6を出す(♢6のとき、♣10でも可)
[解説]
♢A、♢Kに加えてもう1つをどうやって勝つかが問題。初めに♢Jを出すと、これにWが♢Qを出せばそれを♢Kで勝って容易に3勝できるので、Wは♢5(7)を出すことになり、♢Jはそのまま勝つことができる。こうしてから♢Kを勝って♣10を出すと、これをWの♣Qに勝たれれば最後にSの♢Aが勝つことができ、Eの♣Aに勝たれれば最後にNの♣Kが勝つことができる。
初めに♣9→♣10と負ける方針は、♣Qで勝ったWから♢5(7)を出されるとSの♢Jは勝てるが、次に♢Kを勝つと最後に♣Kが♣Aに負け、♢Aを勝つと最後に♢9が♢Qに負けて失敗する。初めに♢Kを勝ってから♣10を出す方針は、Eに♣Aで勝たれて♢10を出されると♢Jが♢Qに負けてしまう。
[プレイ例]
♢J→♢5→♢6→♢8 (S win)
♢9→♢7→♢K→♢10 (N win)
♣10→♣J→♣9→♣Q (W win)
♢Q→♣K→♣A→♢A (S win)
♢J→♢5→♢6→♢8 (S win)
♢9→♢7→♢K→♢10 (N win)
♣10→♣A→♣9→♣Q (E win)
♣J→♢A→♢Q→♣K (N win)
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