ブリッジは、青少年から高齢者まで年代を越えて、人々の「考える力」や「集中力」そして何よりも大切な「人とつながろうとする心」が養われるゲームです。
ブリッジは、“考え続ける”ゲームであると同時に、“他人とのコミュニケーション”に支えられるゲームです。
“ブリッジは、さっそうとしたスポーツのように楽しみながら、知力を、そして他者をより知ろうとする気持ちを育てる。それ故に、UNESCOは学校や若者にブリッジが受け入れられるよう世界ブリッジ連合(WBF)に対してあらゆる支援を行う”
———1996年UNESCO決議
UNESCO(国際連合教育科学文化機関)をはじめ、世界の多くの国々の教育担当省庁で、ブリッジの教育的価値が高く評価されています。現在、オランダ、フランス、アメリカ、インドネシア、中国ほか、日本を含む多数の国の教育現場で、ブリッジは正規授業として、また課外活動の一環として積極的に採用されています。
ブリッジは成長期にある子どもたちの「考える力」を養うとともに人を思いやる「やさしい心」や自分を律する「強い心」を育てる手助けをします。
ブリッジはまた、楽しみながらできる、大人の「脳力」トレーニングツールとして、生涯教育の現場にも広まっています。
青少年とブリッジ
ブリッジの持つ特性が、青少年の健全な成長に欠かせない「考える力」と「心」の発達にどのような良い影響を及ぼすかをご紹介します。
教育現場でのブリッジ
東京大学、早稲田大学をはじめ、日本の教育現場におけるブリッジのさまざまな採用状況とこれまでの実績をご紹介します。
高齢者とブリッジ~いつまでも頭脳明晰でいるために
ブリッジの歴史の長い欧米ではブリッジがヒトの脳活動に与えるさまざまな効果に関する学際的研究が盛んに行われており、数々の学会や学術誌で発表されています。
2008年、日本で初めて東京女子医科大学の研究チームにより学会発表された、高齢者の記憶力とブリッジについての研究結果やこれまで海外メディアで発表された興味深い記事(注:抜粋)をご紹介します。