外国映画で、４人の大人が和やかにテーブルを囲み、トランプゲームに興じている場面をご覧になったことはありませんか？彼らが楽しんでいるのが「コントラクトブリッジ」。世界で最も知的かつエキサイティングなゲームといわれています。
世界中に約１億人の愛好家がいるといわれ、まさに国境や人種を越えたブリッジ＝架け橋として親しまれています。

トランプ遊びというと、ババ抜きや七並べのような子供の遊び、あるいはポーカーのようなギャンブル性の高いものを思い浮かべるでしょうが、ブリッジは、ゲームそのものの面白さで大人が毎日でも熱中してしまう、そんなゲームなのです。運の要素は極力排除され、囲碁や将棋のように技量がものをいいます。しかし、時に思いがけない展開になることもあり、それがブリッジをドラマチックに演出します。

ゲームといえば今はデジタルゲーム全盛ですが、ブリッジの醍醐味は何といっても人間相手であること。テーブルに座った４人が２対２に分かれて戦います。人間相手、しかもペアを組んで遊ぶということが、ブリッジを単なる頭だけのゲームではない、心のかよったゲームにします。

複雑に絡んだ情報を的確に整理し把握する論理性。人との関わりが薄くなってきている現代社会の中で改めて見直されている社交性。そのどちらをも兼ね備えた知的で優雅な趣味として、ブリッジは今、静かなブームになっています。
さあ、あなたも始めてみませんか。

※「コントラクトブリッジ」が正式名称ですが、単に「ブリッジ」とも呼ばれ、親しまれています。

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奥深い展開の妙味が魅力のブリッジも、基本ルールはいたってシンプル。ゲーム運びの「いろは」の「い」をご紹介します。

→　ブリッジの歴史

16世紀の英国で誕生して以来、ブリッジは欧米文化とともに発展してきました。

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ブリッジへの愛あふれる著名人の言葉、意外と知られていないカードの意味や起源など、ブリッジにまつわるエピソードの数々をご紹介します。

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動画を通してブリッジの世界を紹介します。